「おすすめプランター」ベランダで使える不織布・プラスチック植木鉢

おすすめプランター プランター栽培おすすめグッズ
おすすめプランター

マンションのベランダでのプランター栽培に勤しむ管理人が、実際に使ってみて良かったおすすめプランターの使用感や材質などについて紹介します。

不織布のプランター

不織布プランター キンモクセイ
不織布プランター キンモクセイ

不織布のプランターは全体が布ですので、通気性・排水性が良いです。
その分、土の渇きが少し早いです。

軽くて動かしやすいですが、土をたくさん入れるとそれなりに重くなります。

本体部分は布の割には丈夫で、土の重さで破けてしまう様なことは無さそうです。
ただ、取手部分は縫製が弱いと破れてしまう場合もありそうです。

使用感としては、プランターと袋栽培の中間ぐらいのイメージかもしれません。
プランターより柔軟で軽く、ビニール袋より通気性、安定性、意匠性があります。

ただ、鉢の外壁が柔らかいので土が固定されにくく、固いプランターよりも多少不安定です。

そして不織布と土の間に隙間が出来やすいので、水の通り道が出来てしまう事があります。

不織布自体にも吸水性がありますし、水が土の表面や外側を通り抜けてしまって、そのまま排水されてしまう可能性がありますので注意が必要です。

土の内部までしっかり吸水される様に水のやり方を意識した方が良いです。

ちなみに、黄緑色の不織布プランターも買ったのですが、すぐに色あせてしまいました。
色は経年劣化を考慮して選んだ方が良いですね。

不織布 プランター
不織布プランター 色褪せ

そして、2年ほど経つと底の方に苔が生えてすごく汚い感じになってしまいました。
どうしても水が染みだしますので、苔は生えやすいと思います。

苔の生えた不織布プランター
苔の生えた不織布プランター

汚れが気になる方は、黒系の色にしておくことをオススメします。

私も黒の不織布プランターに植え替えて、ベランダの景観がだいぶ良くなりました。

黒い不織布プランター
黒い不織布プランター

もう一つ、ベランダで使う際の注意点です。

不織布プランターは底面がピッタリと接地してしまう為、日当りの良いコンクリート地面などに「直置き」してしまうと、地面の熱がダイレクトに伝わって土が蒸されたり、根に悪影響が出てしまう可能性があります。

そうならない様に、地面との間に木製の板やコンクリートブロックなどをかまして、地熱がダイレクトに伝わらない様にしてあげた方が良いです。

私は、下記の様なウッドデッキパネルを下に敷いて地熱の伝わりを抑え、底面の通気性も少し良くなるようにしています。

不織布の下に敷いているウッドデッキパネル
不織布の下に敷いているウッドデッキパネル

エアーベジタブルプランター

エアーベジタブルプランター
エアーベジタブルプランター

プラスチック製の大き目のプランターの中では、アイリスオーヤマさんのエアーベジタブルプランターが一番おすすめです。

他にも同じようなサイズのプラスチックのプランターをいろいろ購入してきましたが、重いプランターを動かそうとすると、すぐにバキッと割れてしまう様な物もあり、多くの涙を飲んできました。

しかし、このエアーベジタブルプランターは適度な柔軟性があり、なかなか割れる気配がありません。
対候性も高く、日当たりの良い場所で数年使っても劣化が少なく、丈夫で割れにくいです。

プラスチックの種類としては「ポリプロピレン」です。

残念ながら色褪せは多少ありますが、プラスチックプランターの一番の弱点である「割れ」が少ない事は凄いメリットだと思います。

そして、土がたくさん(40リットル)入りますので、いろんなタイプの野菜が育てられます。

エアーベジタブルプランター
エアーベジタブルプランター

底が空気を通しやすい形になっていて、排水性も良いので、土や根を健康に保ちやすい形状です。
ただその分、上げ底になっていて、土が入るスペース&根が伸びるスペースは減ってしまうのは惜しいところでもあります。
横から見るとだいぶ上げ底になっているのがわかると思います。

エアーベジタブルプランター
エアーベジタブルプランター


40リットルぐらいになると、大人の男性でも持ち上げるのは厳しい重さになりますので、動かす際には引きずるか、台車に乗せて管理する形になると思います。

動かす際は、腰を痛めない様に注意して下さい。

ちなみに、下記画像の様な「受け皿」もセットで付いてきますが、私は使っていません。
重いプランターの受け皿は外すのが大変ですし、水が溜まってしまい不衛生になってしまう為です。

ベジタブルプランター受け皿
ベジタブルプランター受け皿

スリット入りプランター

スリット入りプランター
スリット入りプランター

鉢にスリット(細長い穴)が開いているタイプの鉢はオススメです。

こちらはダイソーさんの製品です。長年使えていますので、コスパは高いと思います。

スリット鉢の最大のメリットは「根の空気剪定」が期待できる点です。

植木鉢での栽培は「根が鉢底で巻いてしまう」という状態になり易いです。

「根のローリング」とも言いますがこの状態になると、根の成長の勢いが巻いている根っこばかりに集中してしまい、それ意外の根が成長し辛い状態になってしまいます。

根のローリング イメージ
根のローリング イメージ

そうなってしまうと、主要な根が鉢の下の方だけに集中してしまい、上の方には根が少ない状態になります。

土全体を活用できてない分、効率も悪いですし植替えも早くしなければならなくなります。

根のローリングは、植物の健康には悪影響しかありません。

しかし、植物の根は「空気に触れると成長を止める」(空気剪定)という性質があります。

鉢底のスリットで強制的に空気に触れさせる事で、根のローリングを抑制する効果があります。

空気に触れた根の成長が止まると、他の根が成長しますので、土の中全体に健康な根が広がりやすくなります。

【スリットで空気剪定が出来る事によるメリット】

  • 根のローリングを防ぐ効果がある
  • 鉢の土全体健康で丈夫な根が育ちやすい
  • 植替えまでの期間を長持ちさせる事が出来る
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