「連結トマト支柱」 とは?
今回のオススメグッズはダイソーさんの「連結トマト支柱」(1袋300円!)です。
これは100円ショップでなんとなく買ったのですが、本当に買って良かったと思っているので、ご紹介をさせていただきたいと思います。
下記は袋の画像になります^^;
商品としてはどこにでもある「連結支柱」なので、すでに使っている方からしてみれば全く目新しい物ではないですが、もし普通の棒状の支柱しか使ってない方がいらっしゃれば、ぜひこちらも使ってみていただけると良いと思います。
縦横の連結で簡単に強度が出せる為、1メートル以上に育つ少々大き目の野菜もしっかり支えられます。
我が家では、夏場はミニトマトの支柱として、冬~春はスナップエンドウなどの支柱として、毎年フル稼働してます。
もう1セット買おうかと検討しているほどです。
対候性もなかなか良く、日差しの過酷な環境で3年ほど使っていますがまだまだ全然使えております。
構造的にも壊れにくく何度も繰り返し使用が可能ですので、コスパは非常に高いと思います。
商品の中身としても、なんとなく想像が付くとは思いますが「支柱」と、横連結用のフックが付いた「ジョイント部品」がたくさん入ってます。
その「横連結ジョイント」をパチンパチンと支柱にはめ込んで、自由に組み合わせて使えます。
支柱は1本60cmですが、ネジ式で連結出来るようになってまして、2本連結する事で高さ120cmになります。
もちろん連結せずに60cmのままでも、ナスやピーマンなど背のあまり高くない時の支柱としても便利に使えます。
支柱が長い必要が無い時は、短い方が邪魔にならないですし収納する際にも助かりますので、分割出来るというのは有り難いです。
120cm・150cmの2種類あります
改めてダイソーさんに行ったら以前購入した120cmタイプの他に、150cmのタイプも売ってましたので、即買いしてきました。同じく1袋300円でした!
大は小を兼ねるという考え方では150cmの方がお得とも言えますが、背が高いとそれだけ不安定になり、強風で転倒する可能性も高くなります。
そこまで背が高くならない野菜の場合は短い120cmの方が扱いやすい事もあるので、育てる野菜によって選ぶと良いかと思います。
ちなみに横のジョイントバーの長さが30cmありますので、少なくとも幅が30cm以上ない植木鉢ではジョイントでの横連結は出来ません。
ワイドタイプで土の面積が広いプランターの場合は、自由度高く色々な組み方が出来ます。
連結トマト支柱の内容物
■連結トマト支柱150cmバージョン(1袋300円)の内容物
・支柱75cm ×6本(連結して150cm×3本)
・横連結ジョイントバー ×9本
・三角板 ×1枚
三角板を使う事で、支柱の頂点を集めて三角錐型に組むことも出来ます。
三角錐型だと強風への耐性が高いです。
しかし、トマト、ミニトマト、スナップエンドウなどに使う場合、三角板で支柱の頂点を集めてしまうと茎葉も頂点で集まってしまい風通しが悪く手入れもし辛くなるので、私はあまり三角錐型には組みません。
我が家は連結トマト支柱が2セットあるので四角柱も出来ますし、一列型、ジグザグカミナリ型などもいろいろ試しました。
茎葉の広げやすさや風通しの良さと、強風への耐性の両立を考えると、三角柱や四角柱などの角柱型に組むのが一番良いと思います。
今後も色々試して行こうと思います。
下記のコンテンツにて組み方の具体例や画像も掲載していきます。
支柱の立て方の具体例
組み合わせを工夫すれば色々な形に支柱を組むことが出来ます。
育てる野菜の成長した姿をイメージをして、最適な形にセッティングしましょう。
そこで注意点としては、植物によっては強風への対策を考えておく必要があります。
下記のスナップエンドウの時は、一列で平面で組んでしまい風でブンブン煽られてました。
支柱だけでは強風に耐えられそうになかったので、スズランテープでプランターと結んで補強しました。
この様に平面的な組み方では無く、もっと立体的に組む事で強度が上がります。
例えば、下記のミニトマトの様に、ジグザグ(イナズマ型)に組んでも良いと思います。
この形であれば、平面で立てるよりは強度を保てますので、強風にもある程度耐える事が出来ますし、野菜の手入れもしやすかったです。
※下記画像は別の支柱も混ぜて本数を増やしています。
または、三角柱や四角柱の形に組めば、安定性は抜群です。
下記は四角柱に組んでミニトマトを育てています。
ただし植物の仕立てや葉の込み具合によっては、角柱の内側の手入れが行き届きづらくなる可能性もあります。
誘引・固定に便利です
横連結ジョイントはパチンと簡単に支柱への着脱が出来ますので、野菜の成長に合わせて横連結ジョイントを追加したり、邪魔な場合は外したり出来る所が便利です。
枝やツルの伸び方を正確に予想する事は難しいですので、成長した方向や長さに合わせて、支柱の形を調整する事が出来る点も良いです。
誘引・固定する際にも、横連結ジョイントの高さや位置をずらすことで柔軟に対応する事が可能です。
狙った方向に誘引して広く育てていく事で、葉が混みにくく風通しの良い栽培環境を整えやすくなりますので、虫や病気への対策にもなります。
(おまけ)誘引用のクリップ
連結トマト支柱と一緒にオススメのグッズが、この洗濯バサミの様な「誘引用のクリップ」です。
これも100円均一で買いました。大小2種類で各10個づつぐらい入っています。
非常に簡単に着脱が出来るので使い勝手が良いです。
挟む部分に膨らみが付けてあるので、支柱と一緒に茎を挟んでも空間にゆとりがあり、傷を付けたり圧迫したりしにくくなっています。
「挟む」というよりは「囲んで離さない様にする」というイメージです。
ただし挟み方によっては強風等でゆすられた際などに、茎に傷がついてしまう事もありますので気を付けて下さい。
傷をつけたくない場合は、麻紐等の方が優しく結べますが、結んだり外したりが面倒くさいと思ってしまう方にはクリップがお勧めです。状況によって使い分けて行くのが良いのかなと思います。
少し残念な部分として、プラスチックの対候性がイマイチで、日向でしばらく使っていると樹脂がカスカスになって摘まむ部分が割れやすくなってしまいます。
でもまあ、コスパを考えれば全然OKと言える範囲だと思います。
これだけ使い倒せるのに「連結トマト支柱」と「誘引クリップ」を合わせても数百円で済みますので、本当にコスパ最高だと思います。
もしまだ使った事がない方がいましたら、是非お試しいただけたら良いのかなと思います。